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2011年06月 アーカイブ

精度の上がる製鉄技術

しかし甲冑は青銅を用いることも多かった。

ローマにさきだつエトルスカ民族は、純度の高い鉄鉱を産したため、早くから鉄を用いていた。

これがローマに伝わり、ローマの軍隊の武装を強化することになった。

ことに長い鉄の穂先をもつローマの投槍は、エトルスカに学んだものといわれる。

彼らは鉄を重んじ、ギリシャやローマの自由市民はそのしるしとして、鉄の指環をはめていた。

しかし鉄の産出は少なかった。

そこでローマは彼らの進出したスペイン、中欧、また北欧ですでに行われていた鉄の製造を奨励し、それをローマへ集中しようとした。

ケーザルはドナウ川にまで達する鉄運搬路の建設を行っている。

各地ではそれぞれ独自の農具、兵器を製作していた。

しかしその個々の量は小さいものであったが、加工技術は高度のものとなっていた。

本格的に加工できる鉄は19世紀に入りロートアイアンやカーストアイアンが登場してからだ。

フルーツいろいろ話3

野育ちのままでこの年齢になってしまったので、モモの花 種との付き合いも粗野なのは自分でも分かっている。

それゆえか、おミカン、おリンゴ、おフルーツだとか水菓子、こういうふうにモモを眺めるムードが分からない。

モモがほんとうにおいしいなあ、と思うのは人目につかない所でしゃぶりついた時だ。

気に入った一個をてのひらにのせて、ひととき、うぶ毛の手触りを楽しむ。

そしてやおら十本の指を操って薄い果皮をむき口の方を寄せるようにしてしゃぶりつく。

甘い果汁は指を伝い、果ては手首にまで届くが、そこは手なれたあしらいで吸う、すする。

その間一、二分、そうこうしているうちに口の周りや指の先には芳香がしみこんで、さながら陶酔の状態となる。

やがて果肉は姿を消す。

指をなめなめ余香を楽しんで後に大きな種が残る。

これがテーブルマナーとなるとむずかしい。

「くだものでもどうぞ」とすすめる側は、まず果実をきれいに洗って、ナイフ、フォーク、ナプキンを添えて出す。

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